中古パソコン寄贈 浦添・名護ロータリーNPOへ

【名護・浦添】浦添ロータリークラブ(田中久光会長)と名護ロータリークラブ(儀保充会長)はこのほど、不登校や引きこもり、障がいなどで孤立した青少年やその家族を支援している那覇市の「NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい」に中古のパソコン10台を寄贈した。

　両ロータリー合同奉仕プロジェクトの一環。送られたパソコンはちゅらゆいの四つの事業所に配布されていて、打ち込み作業や書類の作成など、利用者の年齢に応じて就労訓練や学習活動、体験用に活用されている。

　ちゅらゆいの金城隆一代表理事は「パソコンの技術はコロナ禍においてさらに重要になっているが、経済的に苦しい子の中にはパソコンに触れたことのない子供たちもいる。(ちゅらゆいの取り組みを)ロータリークラブの皆さんにご説明したところ、とても共感してくださった。今回の寄贈には感謝の限りです」と話した。